GoogleによるCGMの値付け戦略

これ良い。ちょっと酔っ払ってるので、冷静じゃないかもしれないけどこれまでにみたweb2.0のネタの中で一番実用価値があると思った。「これまで見つけることのできなかった価値」の例なんて素敵。

* 算出コストが高すぎてこれまで誰も算出しなかったようなトレンド
* 流通経路を持たないためにこれまで誰の目にも触れなかったようなコンテンツ
* 構築コストが高すぎてこれまで誰も普及可能なレベルのユーザビリティを達成できなかったようなアプリケーション

木目の細かいフォローアップを実現するアプリケーションが出来るだけじゃなくて、得体の知れないトレンド、例えば熟練のネットワーカだけが肌感覚で理解していた雰囲気・期待感の醸成みたいなものをつかめっかも知れない。そんな期待感がある。

「広告媒体の概念の変化、CGMの影響力増大」以下はオサライ的だけど、要するに「CGM」を適切に値付けする仕組みを模索する「Google Advertiser Sign-Up」がいかに野心的な事をやろうとしているかって話。

付け加えると、例えば個別対象なら「Google Advertiser Sign-Up」でいけるけど、実際より価値のあるCGM2chkakaku.comに代表される匿名複数のオンラインメディアが圧倒多数であり、これにいかに対応するつもりなん?というのがある。思いつきだけど、多分そこら辺は対応出来ない、めんどくさくって。はてなみたいに一応誰か分かる群集の方が対応はしやすいだろうな。

あと、どうでもいい話だけど、googleは収益の源泉から言えばネット広告企業だという認識の無い人が多過ぎると思う。