松下が例の件で全世帯告知

昨日のニュース凄いそそられた

石油温風機事故で松下電器産業は12日、全国すべての世帯と宿泊施設の計約6000万カ所に危険性を知らせるはがきを郵送することを明らかにした。(〜中略〜)郵政公社の「配達地域指定冊子小包郵便」は、あて名の記載を省略し、一定の地域の住宅などのすべてに配達を行うサービスで昨年9月にスタート。(asahi.com

ってことで郵政公社の「配達地域指定冊子小包郵便」ってのは

●全6000万世帯を網羅
●地域セグメント可能
●宿発施設ってセグメントが出来るんなら他業種でもいける?
●んで送り先リストいらず

すげええ。ツールとしては結構強力。(費用対効果見合うかはあれだ。んー全国規模で採算度外視な告知活動ってお詫びか選挙くらい?次の選挙とかで使う政党があったら面白いんだけどな。って使えねーか。)

で詳細を探してみると、郵政公社ウェブには該当するサービスの記述ニュースリリース等は無い。出てきたのは平成18年度の年賀状に関する同名のサービスだけ。おかしいな。あんまり公になってないサービスなんだろうか。リストいらずでリアルスパム送りつけられるから扱いが微妙なんかなあ。この前まで公務員だった人がDM送りつけるのは変というか節操無さ杉だもんねえ。

ちなみに例の呼びかけCMが2005年12月のCM好感度で2位になってます。師走の騒がしい中、あの静けさが一服の清涼剤的な受け止められ方したんだろうか。まあ誠意が一番通じるって事なんでしょうかね。個人情報保護の絡みでうまくアクセスできないって話も含めてこの件は企業コミュニケーションという領域で興味深い事例になりそうな気がします。

てことで、明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げますと俺の誠実さアピール