電通と在京民放5社、共同で番組ネット配信メモ
在京のテレビ民放5社と電通が共同で番組のインターネット配信事業に来春から乗り出す。民放各社の提供番組に電通が広告をつけ、定時配信する。(中略)電通は同社が新設する運営会社への出資を民放各局に呼びかけている。すでにTBSが出資で大筋合意。フジテレビジョン、日本テレビ放送網、テレビ朝日、テレビ東京の4社は出資に関しては検討中だが、番組配信には参加の方針だ。博報堂DYホールディングスなど他の広告会社にも出資を申し入れる。
NIKKEI NET
とうとう始った。以下とりあえず考えるべき点メモ
①インフラどうする?サーバ回線等の足回りもそうだけど、なんか見れないとかそういう類のケアとか。
②そのインフラを元にどういう風に配信する?一つのドメイン上で民放各社ごとのコンテンツが流れる?新会社はプラットフォームだけ提供して、コンテンツは各社ドメイン?会員制をとる?その場合、属性情報はどうやって紐付けて提供する?PSPやipodへの対応はどうなる?
③採算は?(GYAO赤字/会員数430万)どう支える?
④地デジは?とりあえず放置?並存?NHKは蚊帳の外?だとしてNHKはどういう戦略をもっている?
⑤出資しなかった広告代理店がこのインフラを元に何かやろうとするとどうなる?
⑥GOOGLE video日本語版とか特にTBSのamazon連携とかどうなる?ケースバイケース?
⑦広告出稿企業の競合問題とか
(随時追記)
②→アサヒによると「サービスに入るには、ネットのポータル(玄関)サイトなどを経由。各局が更新する提供番組を選ぶことができる。」ということで例えばyahoo番組表から直接民放サイトに飛ばしてそこで見るという感じかな。認証どこでやるんだろ?
④地デジとは連動?
在京民放キー局4社が、インデックスと提携し、ポータルサイト向けのスポーツ情報配信会社設立へ向けて最終調整に入ったことが25日、明らかになった。テレビ東京も前向きに参加を検討。
地上波放送と連動させる形で、幅広いスポーツの試合の速報や関連映像などをサイト向けに流し、パソコンや携帯電話から見られるようにする。新興ネット企業に対抗して、既存のテレビ放送各局が連合して主導権を握り、「通信と放送の融合」を目指す初の試みとして、注目されそうだ。スカイパーフェクト・コミュニケーションズも出資を検討している。新会社は、2006年6月から始まるサッカー・ワールドカップを機に事業を本格的に始める計画で、ヤフーをはじめ、数百以上のサイト向けに情報配信し、事業収入を得る。
なんだこりゃあ?同じ話が具体的になってスポーツから始めますということ?とりあえず①→インフラ最右翼はやはりインデックスということ?実績あるもんなあ。
スポーツについては追加報道が無いが、どうやら足回りもインターフェースも全然固まっていない模様。第2日本テレビとかTBSニュースiとかをそれぞれに組み合わせてやれるところからやるという感じ?
③インターネット上の映像コンテンツ(番組内容)の流通を活性化させるための事業会社であり原則無料ときた。インデクスのスポーツ配信は別とも明記。正直この記事はちょっと臭い。と思ったらCNETで「電通では「あくまで共同検討を開始した段階」」と来た。要するに基本白紙でTBS用楽天指向性観測気球でーすと。