バブバブ
MRI:日経平均は頭が狂ってると思う(株式)を見て、R30の雑感で
世はバブル。お金があちこちでうなりを上げて、目先の欲に目がくらんだ人々を地獄に巻き込んでいく。
としているのを見て果たして今ってバブってんの?このペースが異常なだけで、株価は異常ではない?というかそもそもバブルなんて所詮終わってみなきゃ分かんねーよなあってことで、勢い有り余ってる日経平均のチャートとそれに関連するネタについて素人メモ。
①上げ基調に反転した8/8
②12000から離陸した8/11
③一旦天井を打った9末10初
④今に続く上げ基調に反転した10/25
まず8月初旬の当時の状況。郵政民営化の可否が馬鹿みてーにごたついてて、直近では下落基調、売買高減少だったが、以前として続けられた量的緩和により上げ圧力は継続的に充満していたといっていいと思う。
①上げ基調に反転した8/8
この日はまだ記憶に新しい衆議院解散。で同時に「踊り場脱却」らしいという話がエロイ人達から流れてくる。これに関しては当然「脱却宣言は時期尚早」「選挙の先手を打った」みたいな話もあった。今考えてみると、仮に尚早でも選挙に勝てば市場が自己実現してしまうだろうし、負けた場合はもうお役御免だし。という読みがあったんじゃあないかな。
②12000から離陸した8/11
下のグラフを見てもらえれば分かるように
直近2年、日経平均は12000を天井に2回行ったり来たりしていた。つまり①の金融政策決定会合の月報がマジだったらここを突き抜けて上がって行く。はず。多分。なんとなく。でも選挙がどうなるか分からんしなあ。民主党前のマニフェスト選挙(ぷ)ではそこそこの戦いしてたし。というなんとも悩ましい状況だったんじゃあないか。そこに投入されたネタ
僕は今でもこのコピーを最初に聞いた時の己が魂のコケぶりをはっきりと覚えてる。ワンフレーズポリティックとまで言われる相手と情報戦するのにこの空虚なメッセージは何事だと。民主党は情報戦する陣容揃えてないなあ、ダメかも分からんねと確信に近いものを感じてた。
まあ、皆が皆そう思って行動したはずないけど、その後の株価の動き方(ポンっと500上がる)を見ると何となく一番象徴的な日だったのではないかと。
③一旦天井を打った9末10初
結局選挙は自民圧勝で終わり、さらにムクムクと伸ばして行き9月末10初に一旦天井をつく。これはもう本石町日記で“総裁自ら「長距離砲」”と評された
の一撃なんだろう。んじゃあとりあえず利確しとくかと。たった2ヶ月で日経平均は1000近く上昇してるしコエエなあと。*1
④今に続く上げ基調に反転した10/25
ここだけ色々と見たんだけどよく分かんない。ニュースとしては次期FRB議長にバーナンキ氏指名があるけど所詮アメリカの話で、間接的にはもちろん影響があるだろうけど、そこまで急なリアクションがある話じゃあないかなあと。InTradeで超本命だったみたいだしある程度ありこみ済みだったんじゃあないの?そんなにもアメリカ様様なのかw
昨日の外国人買越額が年間ベースで最高にてニュース見ると、そうでもあるなあとか思うけど、んじゃあその外国人てほとんどアメリカ人?とかなんかぐちゃぐちゃしてくる。誰かオススメの新世界金融秩序的な本を教えてくれないかなあ。
最後に一番最初に戻って、そもそもバブってんの?ってことだけど、一番説得力があるかなあと思った説明はこれ。
今は名目GDPが500兆円で時価総額が400兆円ということなので、まだそんなに過熱感があるとは思わない。
かんべえの不規則発言 11月1日(火)
TOPIXが11月1日→25日で1473→1529と上がってるから、その分を追加すると大体415兆くらい?まだセーフっぽい?てことは今メインのお題になっている量的緩和解除が具体的に見えてくるまでが天井ってことなのか?あ"−よー分からん。
ていうか夏遊びすぎて完全に乗り遅れてしまった自分をかなり今は恨んでおります。
*1:解除時期問題についてはこれ以来ずっーと日銀(主にボケ)と政府(主にツッコミためにダブルボケ)で漫才が続いているのでニュースが楽しい。